見て噛んで考えるための情報

でも、思うんですよね。今の情報の伝達方法が何年後とかの主流になった時に、人の思考はどうなってしまうのか、とか。
メディア(というかweb)が個人への情報のカスタマイズばかりをプッシュしまくっている現在。
そんな情報環境で育つと、情報の咀嚼力が低下してしまうんじゃないか。そう思うのです。
専門的な知識バカだらけ、のような状況になってしまうのではないのかと。
もちろん、ある程度の知識の土台がある人は、それでもいいと思う。というかそういう専門家は必須。
そして言わなくてもそういう人たちは既に、インターネットをものすごくうまく使えているのだと感じる。
だから、私が対象として主に考えているのは、所謂「普通の人々」。
普通の人々が、変に偏った知識だけになってしまっては、世の中おかしくなっちゃうんじゃないか。と。
それは阻止すべきだと思っていて、そのためには情報の一覧性が必要になってくるんじゃないのか。と。
あとは、情報への野性的欲望を持つべきなのだとも感じている。
amazonのような「あなたきっとこれ選びたいでしょー、ほら、リストにまとめといたわよ」という情報の提示方法は至極便利。
でもこれ「だけ」になってしまってはいけないと思うんだよね。
就活生としてはリクナビ等のサイトも、同様なのだと思う。便利。確かに便利なんだけど。
そこから自分の道を本当に作れるかは、ちょっと違うと思う。
でも、それだけで済ませてしまう人だって、いるのが現状なのだと思う。
「本当にあなたの知りたいことは、何?」
「誰かに(顔も知らないし、下手したら人でもない誰かに)選んでもらった情報だけしか見ないの?」
いろんな人にこの問いを投げかけずにはいられなくなる前に、できることはないのか。
多分、これが自分の中での一つの軸。だと思う。


もちろん、情報の提供側だけの問題ではない。
受ける側のリテラシーの問題もある。そうなると教育とかも関わってくるはずなんだよね。
そういういろんなものをからめるのも、方法としてはありだ。
巻き込める、これも一つのキーワードかもしれない。
インタラクティブメディアたんは今人気☆だもん♪


一方で、IT関連の中小・ベンチャー企業も回ってます。
キーワードは、ターゲティングメディアとか、記事広告とか。
逆にこちらから、何か攻めていけることはないのかと、日々模索中。
あとはいろんな業界を社会勉強も兼ねて見てるけれども、あまり大手は好ましくない気はしている。